ミシガン州に住んで丸8年。5年前にデトロイト市内に引っ越しました。デトロイトのことや、自分のこと、大好きなマライアのことなどについてのブログです。(photo by nasa)


by dice_michigan

2005年 08月 28日 ( 1 )

3年前の大移動

前の投稿がちょっと暗かったので、気分を入れ替えて、昔の思い出回想コーナー。実は昨夜Dの誕生日祝いに外出したのですが、そのときに「○年前の今頃の思い出」とか、「デトロイトが好きになったきっかけ」とか、いろいろと昔話に花が咲いたのでした(お互い歳を取った証拠でしょうか)。

今回は3年前の2002年にテキサスからミシガンに引っ越したときの日記を一挙公開!

8月21日(水)

今日から3泊4日、2000キロのアメリカ縦断の旅に出かける。果たして無事目的地であるM州まで到着できるだろうか。心の中は不安と緊張でいっぱいだった。

午前中に荷物を全て車に詰め込み、お昼頃出発した。ガソリンを満タンにして高速道路に乗る。とうとう始まってしまった僕の引越し。さよならオースティン!3年間ありがとう!

マライア(車)の走りはとてもよかった。車後部に取り付けた自転車が落ちないか心配だったが、風圧や振動にもしっかり耐えていたようだ。

今日はウォームアップの意味合いも含めて短めのドライブ。3時間とちょっとで目的地のテキサス州フォートワースに到着した。ここには僕が昔日本で働いていたころの上司であるYさんが住んでいるのだ。今夜は彼女の家に泊めてもらうことになっていた。

久しぶりにYさんと会って、近くの公園を散歩したり庭で夕涼みをしながら彼女の妹の帰宅を待った。夜は妹と3人でホームディナー。Yさんの自慢の料理を振舞ってもらった。ちらし寿司、サトイモの煮っ転がし、キンピラごぼうなどなど、懐かしい味の品ばかり。しまいには日本でさえ今時珍しいヌカ漬けまで出てきた!心温まる家庭的な料理に大満足の夜だった。


8月22日(木)

昨日は快適なベッドでぐっすり眠れた。朝シャワーを浴びてからリビングに行くと、Yさんが朝食を出してくれ、さらに昼食用にとおにぎりまで作ってくれた。これから心細い一人旅を続ける僕にとってはすごくうれしいもてなしだった。

9時ごろYさん宅を出発して、次の目的地であるテネシー州のメンフィスに向かった。出発から3時間ほどでアーカンソー州に突入。クリントン大統領の出生地やアーカンソー最大の町リトルロックなどを通過。アーカンソーはテキサスに比べて緑も豊かでとてもきれいな州だった。

もう少し時間に余裕があればいろんなところに寄り道してみたかったけど、今日は500マイル(800キロ)を走破するという課題があったのでひたすら高速を飛ばした。

8時間あまりのドライブの後、アーカンソーを抜けてミシシッピー川を渡るとすぐにメンフィスに着いた。だが、メンフィスを入ったと同時にものすごい雨と嵐。こっちの雷は迫力が違うのでびっくりした。まさか自分の所に落ちるわけはないとは思いつつも、回りには何もない寂しいハイウェイを走るのは結構勇気がいった。

しばらくして無事に目的地であるDのお兄さんの家に着いた。そう、僕の恋人Dはメンフィス出身の南部男なのである。メンフィスには彼の両親や兄弟のほとんどがいる。このお兄さんは最近コロンビア人の女の人と再婚して二人で住んでいる。僕にとってはどちらも初対面(メンフィスに行くのも初めて)。はじめは少し緊張したけど、何せ5人兄弟のうちDにとって特に仲のよかったお兄さんだけあってすぐに打ち解けることができた。

3人でメンフィスで一番有名というバーベキューレストランに行って名物のポークリブを食べた。テキサスのBBQと違ってドライでコクがあってすごくおいしかった。その後はブルースのライブミュージックで有名なBeale Streetを散歩したりして簡単な観光を終えた。

メンフィスはオースティンに比べてすごく歴史の深い町であることがよくわかった。と同時にエルビスプレスリーやアルグリーンの故郷ということもあり、音楽ファンのメッカでもある。時間さえあればブルースのバーとかに行けたらよかったな。まぁきっとまたメンフィスに行く機会はあるだろうから、そのときのお楽しみということにしておこう。

家に帰ってからは3人で日本やオースティン、メンフィス、そしてコロンビアのことなどに話が咲いた。このコロンビア人の奥さんは英語がほとんど話せないので、お義兄さんが独学でスペイン語をマスターしたんだそうだ。僕もお義兄さんと話すときは英語で、奥さんと話すときは片言のスペイン語でコミュニケーションをとった。去年がんばって勉強したスペイン語だけど、ほとんど忘れてるー!でも話しているうちに何となく勘が戻ってきた。お義兄さんも僕がスペイン語を話せることに感心していた。

昨日に続いてとても家庭的なもてなしを受けた夜だった。


8月23日(金)

お義兄さんは朝6時半に仕事に行ってしまったので、僕はお義姉さんと二人で朝ごはんを食べた。会話はほぼ100パーセントスペイン語。何となく単語を並べるだけで意思の疎通ができるもんなんだね。「こんな風に毎日スペイン語を話していればきっとすぐに上達してマスターできるんだろうなぁ」なんて思うとお義兄さんがうらやましくなった。まぁ僕もDと会ったおかげでだいぶ英語が上達したんだけどね。っていうか「お義姉さんもちょっとは英語勉強しろよ」と突っ込みを入れたくなったけど、そんなのは僕が言うようなことじゃないよね。

メンフィスを出発してからは再びアーカンソーに戻り、ひたすら北上。ミズーリに突入すると回りは見渡す限り一面とうもろこし畑。他に何もないのでしばらくするとかなり飽きてしまった。数時間後にイリノイに入ってからは森や丘が増えて少し面白くなってきたけど、その後すぐ嵐に遭遇。今回はものすごい風。「そういえばこの辺ってトルネードとか発生するのかな?」なんてびくびくしつつ、大風にあおられながら何とか嵐を乗り切った。

今夜はイリノイの学園都市シャンペーンのホテルで夜を越した。学園都市なら治安も問題ないと思ってのことだった(後部座席やトランクに荷物がたくさん積んであったので)。ホテルで一息ついてから近くのスーパーに行って食料やビールを買い、夜はホテルでのんびり過ごした。

この町にはベアーズというプロのアメリカンフットボールチームがあるらしく、今夜は試合観戦をしにたくさんの人が来ていたようだ。このホテルにもユニフォームを着たファンたちがたくさん滞在していて、夕方になるとみんなシャトルバスに乗ってスタジアムへと向かっていった。深夜は宴会でうるさくなるかなと心配だったけど、みんなマナーのよい人たちだったようで、ぐっすり熟睡することができた。

明日はいよいよミシガン入り。今のところマライア(車)はまったく問題なし。偉い!


8月24日(土)

シャンペーンを出発し、シカゴの近くを経由してM州に入る予定だった。シカゴではアメリカにしては珍しく有料道路を通るということがわかっていたので、いったいいくらするんだろうと思っていたら何とたったの30セント!安いねぇ!

M州に入って初めてのパーキングエリアは観光案内所になっていて、週末ということもありシカゴなどからのキャンプ客などで賑わっていた。M州、特にこのあたりは今まで通ってきた他の州に比べて格段に美しかった。いよいよ最終目的地がある州に着いたんだと思うと心も躍ってきた。

そこから3時間ほどで目的地に到着した!アメリカ縦断大成功!!よくやったね、マライア!うれしくてその日は再びスーパーでビールを買ってひとり家で宴会をした。

着いたー!!


8月25日(日)

明日の初出勤に備えて近くの量販店でシャツなどを購入。会社はビジネスカジュアルの服装でいいということだけど、僕が持っている服はほとんどがカジュアル過ぎるので、会社にも着ていけそうな割と地味なシャツを数枚買った。

こっちで携帯電話も購入。今までCingularという電話会社を使っていたけど、3年も使って飽きてきたのでVoice Streamに変更。1年契約でNokiaの小さい電話もタダでくれたし、料金プランも安めでお買い得感たっぷり。こっちで競合相手であるVerizon WirelessやAT&TはVoice Streamに比べて割高なのだ。

明日の初出勤のことを考えると緊張~~(汗)。

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そして2002年8月26日(月)から今の会社の一員になったのでした。昨日は3周年のアニバーサリーでした。3年って結構早かった。
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by dice_michigan | 2005-08-28 03:04 | さるさるリサイクル