Pittsburgh
2007年 09月 12日

ピッツバーグは昔は鉄鋼産業の公害で大気汚染が進んでいたそうだが、今では鉄鋼産業は衰退し、学園都市(University of Pittsburgh, Carnegie Mellon University)として、またヘルスケアや金融産業の街として復活を遂げているそうだ。
ダウンタウンからすぐ近くの山には、鉄鋼産業の面影が残る登山電車があって、山の上からの眺めはとてもよかった。大学街にあるCarnegie美術館は、全米屈指の現代美術のコレクションを有しているので、現代美術ファンの僕とDには楽しめる内容だった。また、ピッツバーグ出身の現代美術家であるAndy Warholの美術館もあって、それもとってもおもしろかった。
ただ一つ、US版の「Queer as Folk」というゲイドラマの舞台となった街にしては、ゲイシーンはつまらなかった。行ったエリア(Liberty Ave)が悪かったのかもしれないけど、ゲイバーに来てる人がイケてなさすぎ…これだけは残念だった。
でも、ホテルも安かったし(Pricelineでダウンタウンのマリオットホテルが$50!)、他にも見所たくさんの楽しい旅になった。
帰り道は、ちょっと寄り道して、Frank Lloyd Wrightの建築で有名なFallingwaterに行ってきた(写真)。これは文字通り滝のすぐ上にそびえたつ豪邸で、ピッツバーグの富豪のために建てられたそうだ。世界的にも有名な建築物なので、僕のような建築ファンにはとっても興味深い名所だった。