ホテルルワンダ
2005年 09月 30日
今年のアカデミー賞でもノミネートされた話題作、先日遅ればせながらDVDで観た。1994年にルワンダで起きたgenocide(一民族の集団殺戮)を描いた作品。
映画自体はとてもすばらしいんだけど、観ると自分の無知と無関心が恥ずかしく思える。100万人が殺されたという、目を背けたくなるようなむごい事実。そんなことが遠いアフリカで起きていたなんて、ニュースでは聞いていたかもしれないけど、実際に映像で再現されたものを見ると衝撃度が全然違う。
国際関係のニュースなんて、所詮僕の日常には影響がないし、僕の友達や親類がその国にいるわけでもないと、「ふーん」という感じで見過ごしがちなもの。落ち込むような暗いニュースは聞きたくないという気持ちもある。でも、問題を避けているだけでは何の解決にもならない。僕の知らないところで、想像を絶するような苦しみや悲しみを味わっている人がいるのかと思うと、やるせない気持ちになってくる。
あまり関連性はないのだが、この作品を観た後、デトロイトで起きた1967年の暴動のことについてもっと勉強したくなった。この事件でもたくさんの人が亡くなり、建物も破壊されたそうだ。またそれがデトロイトの深い傷となり、今でも人々がそのトラウマから抜け出そうと葛藤が続いている気もする。
話は変わるが、先日のニューオーリンズのハリケーンでは、避難する術を持たない貧困層が大きな打撃を受けた。平均すると豊かなアメリカにも、貧しい人はたくさんいる。デトロイトのような黒人の多い都市は特に貧困が大きな問題だ。日頃彼らが抱える問題に関心を向けることはないが、僕が住むあたりにも、助けを必要とする人がたくさんいるのだ。
「お金をあげること」が正しい答えではないと思うが、何か彼らのためにしてあげられること、教えてあげられること、与えることができるものはないか、考えてみようと思う。
問題に関心を持つことが、第一のステップだと思っている。
映画自体はとてもすばらしいんだけど、観ると自分の無知と無関心が恥ずかしく思える。100万人が殺されたという、目を背けたくなるようなむごい事実。そんなことが遠いアフリカで起きていたなんて、ニュースでは聞いていたかもしれないけど、実際に映像で再現されたものを見ると衝撃度が全然違う。
国際関係のニュースなんて、所詮僕の日常には影響がないし、僕の友達や親類がその国にいるわけでもないと、「ふーん」という感じで見過ごしがちなもの。落ち込むような暗いニュースは聞きたくないという気持ちもある。でも、問題を避けているだけでは何の解決にもならない。僕の知らないところで、想像を絶するような苦しみや悲しみを味わっている人がいるのかと思うと、やるせない気持ちになってくる。
あまり関連性はないのだが、この作品を観た後、デトロイトで起きた1967年の暴動のことについてもっと勉強したくなった。この事件でもたくさんの人が亡くなり、建物も破壊されたそうだ。またそれがデトロイトの深い傷となり、今でも人々がそのトラウマから抜け出そうと葛藤が続いている気もする。
話は変わるが、先日のニューオーリンズのハリケーンでは、避難する術を持たない貧困層が大きな打撃を受けた。平均すると豊かなアメリカにも、貧しい人はたくさんいる。デトロイトのような黒人の多い都市は特に貧困が大きな問題だ。日頃彼らが抱える問題に関心を向けることはないが、僕が住むあたりにも、助けを必要とする人がたくさんいるのだ。
「お金をあげること」が正しい答えではないと思うが、何か彼らのためにしてあげられること、教えてあげられること、与えることができるものはないか、考えてみようと思う。
問題に関心を持つことが、第一のステップだと思っている。
by dice_michigan
| 2005-09-30 08:43
| 日記