ミシガン州に住んで丸8年。5年前にデトロイト市内に引っ越しました。デトロイトのことや、自分のこと、大好きなマライアのことなどについてのブログです。(photo by nasa)


by dice_michigan
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Andre Watts @ Orchestra Hall

小学校の時ピアノを習っていたのは以前のブログに書いたと思う。当時家にあったレコードですごく好きだった曲が、リストの「ラ・カンパネラ」という曲だった。まるでバレエの踊りのように軽快に流れる旋律の中に、哀愁や情熱が織り交ざり、とてもきれいな曲だった。その曲を弾けるようになることが僕の目標だったのだが、結局難しすぎて弾けるようにはならなかったのだけど…(もう一つの目標、ショパンの「子犬のワルツ」なら弾けるようになったわよ!笑)

レコードでその曲を演奏していた人の名前はアンドレワッツという人だった。その当時のピアニストなんてブーニンか中村紘子くらいしか知らなかったけど、なんとなく「アンドレワッツ」という名前が頭に残っていた。

そして小学校6年生のとき、そのアンドレワッツさんが地元のコンサート会場(ソニックシティー)に来ることを知って、母と一緒に見に行ったことがあった。その時は聞いたこともない交響曲の演奏で、正直退屈で期待はずれだったのだが、そんな遠い昔の思い出が頭の片隅に残っていた。

数週間前、アンドレワッツさんがデトロイトに来ることを知ったときは、懐かしさが込みあげて、迷わずチケットを購入した。今回は地元のDetroit Symphony Orchestra (DSO)と組んで、Orchestra Hallでラフマニノフのピアノコンチェルト第2番を演奏してくれた。この作品は馴染みのあるものだったので、彼の素晴らしい技術と表現力を思う存分楽しむことができた。難しい作品をいともたやすく(プロだから当たり前だけど)、情緒豊かに奏でる姿を生で見ることができて、感激だった。

会場で売っていたアンドレワッツさんのCDも購入。なんとその中には、最近再録音されたリストの「ラ・カンパネラ」も含まれていたのだ。約20年来の不思議なめぐり合わせに驚いた週末だった。
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by dice_michigan | 2005-10-23 21:04 | 日記